「モルタル造形」という言葉をご存知ですか?
まだまだモルタル造形は知名度が低いです。
注文住宅で使われることも多いモルタル造形ですが、認知度が低くく、頭の中でイメージできていてもそれを「モルタル造形」というと知らない方も多いと思います。いざ注文住宅を依頼する際にうまく伝えられないということがあるかもしれません。
そこでこの記事ではモルタル造形とは何か?メリットやデメリットを紹介します。
□モルタル造形とは
モルタル造形とは、ディズニーランドのようなテーマパークや、映画のセットなどで使われるもので、外壁を本物の木やレンガ、大理石のように装飾する造形のことを言います。
モルタルという砂と水を混ぜたものをコテなどを使って乾く前に彫刻することでモルタル造形はできます。
最近では、DIYでもモルタル造形を作る人も増えてきているようです。
□モルタル造形のメリット・デメリット
*メリット
1つ目のメリットは、その質感やデザイン性の高さです。
日本の建築物には見られないようなレンガ造りの家のようなデザインを再現することもできますし、ヨーロッパの住宅のような大理石でできたようなお家を作ることもできます。
形状の自由度が高く、職人次第でとてもスタイリッシュな外壁を作ることができます。そのため自分好みの家を作りたいというこだわりのある方におすすめです。
DIYで人気なのもその自由度ゆえでしょう。
2つ目のメリットは、断熱性です。
金属を使っていないため、外気が熱くても壁が暑くなりすぎず、熱を遮断してくれます。
*デメリット
1つ目のデメリットは、ひび割れてしまうことです。
ひび割れが起こると、雨水やホコリが隙間から入りやすくなり、劣化しやすくなっています。
そのため、ひび割れを防ぎ、治すために定期的な修繕が必要になります。
2つ目のデメリットは、汚れが目立ちやすいことです。
雨水に濡れるなどして外壁が劣化すると、色がはげてしまったり、塗装が落ちてしまうことがあります。逆に汚れがある方が味が出ていいという方もいらっしゃいます。
□まとめ
今回はモルタル造形とは何か、そのメリット・デメリットを解説しました。
テーマパークの外壁のような塗装を施して異国の家のような雰囲気にすることもできるのがモルタル造形です。
ひび割れやすいというデメリットもありますが、しっかりとメンテナンスして修繕すれば
おしゃれなお家を作ることができます。
注文住宅を検討している方は一度検討してみるといいかもしれません。