「注文住宅を建てるのであれば吹き抜けのある家にしたいな。」
「吹き抜けに合う照明はどのようなものが良いのだろう?」
吹き抜けは住宅に拡がりをもたらすだけでなく光を多く取り込める空間ですからおしゃれにしたいですよね。
そこで今回は、吹き抜け空間に合う照明の選び方のポイントをご紹介いたします。
□吹き抜け空間に合う照明の選び方のポイント
*空間で目立ちすぎていないかを意識する
吹き抜け空間の特長は高い天井を見上げられる開放感ですよね。
その性質を活かすための工夫として、照明を目立たせすぎないことがあります。
多くの照明を使うのは明るさの確保のために必要かもしれませんが、逆に空間が雑多な感じになり吹き抜けの魅力である開放感が得られなくなってしまうのです。
天井や壁にダウンライトを付けるという場合には、直接目がいかないような場所になるように工夫し、照明の種類も、ほのかな明るさを感じられるものを選ぶようにしましょう。
*間接照明も効果的に利用する
吹き抜け空間を活かす方法として、間接照明を選ぶというのもおすすめです。
スポットライトやフロアランプを効果的に利用することで暗い部分を補いつつ、空間の拡がりを担保できているようであれば、吹き抜けの雰囲気も楽しめるおしゃれな空間に仕上げることができます。
*メンテナンスのしやすさも確認
たとえその照明が美しいものであったとしても、お手入れをするのが大変であれば手間がかかってしまいます。
掃除の頻度が下がることでその美しさが損なわれてしまっては意味がありません。
吹き抜け空間においては天井の位置が高いことから、メンテナンスが難しくなるという懸念があります。
踏み台を用いることで掃除や交換ができるようであれば問題ありませんが、届かないくらい高い位置にあるとそのままにしておくことになりますし、何度も業者に入ってもらうのも面倒ですよね。
高い位置に取り付けるものは、メンテナンスの頻度が小さいものにとどめておくようにしましょう。
基本的に掃除が行いやすい場所に取り付けることを意識し、間接照明を利用して足元に照明を置いておくのもいいでしょう。
□最後に
今回は、吹き抜け空間に合う照明の選び方のポイントをご紹介いたしました。
空間において目立ちすぎない程度の明るさのものを選び、スポットライトやフロアランプなどの間接照明も利用して吹き抜けの良さと両立した空間づくりを行っていきましょう。
それに加えてメンテナンスを行いやすい照明を選ぶことも大切になります。