「天然素材を活用した家はメンテナンスが必要なのか?」
最近は見た目がとても柔らかい印象になる天然素材の家を検討する方が増えています。
天然素材の家を建設する際に一番気になる点は、
「どのようにしたら家を長く保つことができるか」でしょう。
この記事では天然素材の家のメンテナンス法について説明します。
□天然素材の家のメンテナンス法
*適度に換気をする
自然素材には湿度を一定に保つ調湿作用がありますが、換気を一切しない場合は木材が含む湿度が高くなってしまいます。
こまめに換気をするとカビの発生を防げますし、天然素材が本来持つ調湿作用も活かせるでしょう。
*自分のニーズに合う素材を選ぶ
自然素材の家でよく使用される塗り壁は時間が経つとともに劣化し、粉が壁に付着したり、塗料が落ちたりします。
これは塗り壁の性質なので、メンテナンスを怠ったのが原因なのではと心配する必要はございません。
特に珪藻土は劣化しやすいので、それぞれの素材の効果や性質を理解した上で素材を選ぶことを心がけてください。
*ひび割れを補修しない
自然素材は木なので常に呼吸をしています。
それが原因でどんなにあらかじめ乾燥させた木材を使用しても、時間が経つとより一層乾燥し、ひび割れにつながります。
このひび割れを補修したり、できた溝を埋めたりすると再度ひび割れができた時に見栄えが悪くなるので、あえて何もしないことがおすすめです。
乾燥してひび割れるのにつれて、木材の色も少しずつ変化していきます。
同じ家に住みながらも見た目が変わっていくのが天然素材の家の魅力でもあります。
*適切な頻度でワックスをかける
天然素材は床が反ったり、ひび割れたりするのを防ぐためにワックスを頻繁にかける必要があるのではと心配される方もいらっしゃいますが、そこまでかける必要はありません。
天然素材は傷みやすいイメージがありますが、フローリングや塩化ビニルよりも遥かに丈夫です。
フローリングだと家具を動かすだけで傷がついたり、重いものを落とした際にへこんだりします。
一方で天然素材は仮に重いものを高いところから落としてしまったとしても、へこむことはないでしょう。
どうしても床の反りやひびが気になる場合は業者に依頼するのも一つの方法ですが、たいていの場合は心配しすぎる必要はありません。
□まとめ
今回は天然素材の家のメンテナンス法について説明しました。
当社は様々な自然素材の施工の種類があるので、お客様のニーズに合った家を建設できます。
ご家族と長くお住まいに慣れる家の建設を心がけています。
何かご不明な点等ございましたら気軽にご相談ください。