「内装もだんだんと古くなってきたから、そろそろ店舗改装しようかな…どのくらい費用がかかるのだろう?」
住宅とはまた異なる使い方をする店舗、どのくらいの費用になるのかを知ってからプランを立てていきたいものですよね。
そこで今回は、店舗改装にかかる費用の目安について全体と場所に分けてご紹介いたします。
□店舗改装にかかる費用の目安
まず全体としては、ほとんどの店舗において坪単価が5~7万円程であるために、どのくらいの広さであるのかによって価格が決まってきます。
全体の工事費用が知りたい場合には、店舗の坪面積を調べた上で50000あるいは70000をかけるとおおよその費用を算出することができるでしょう。
たとえば30坪ほどの店舗であれば費用の目安は150万円~210万円ほどということになります。
ここからは場所別にどのくらいの費用になるかをみていきましょう。
*水回りの改装
シャワーを備えている美容室などは少しばかり坪単価が上昇する傾向があります。
これは水回りの設備を撤去設置する工事に手間がかかることが主な原因です。
数十坪の面積の店舗で200万円弱になることが多くなっています。
*厨房の改装
飲食店・居酒屋などが当てはまります。
場所別でいうと一番坪単価が高くなるのが特徴であり、数十坪で工事費用が150~300万円くらいになるとされています。
なお、もともと別の飲食店が入っていてそのままでも厨房が使える場合には改装費用を安くできるかもしれません。
*その他の場所の改装
飲食店における食事スペース・小売店の全体・オフィスなどは面積が同じであれば大体同じくらいの改装費用となります。
目安としては坪単価数万円ほどとなっています。
□店舗改装でもらえる助成金について
おおよその費用を見て「やはり高いのだな…」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
そういった場合におすすめしたいのが店舗改装に関する助成金です。
これは「業務改善助成金」と呼ばれていて、800円未満でかつ最も賃金が低い従業員の時間給を60円以上引き上げることによって店舗改装などにかかる費用を助成するというものになっています。
企業規模が30人以上の場合は経費の半分を、それ以外の場合は100万円を上限として経費の4分の3を支給していますので、条件に当てはまる場合には利用されることをおすすめいたします。
□最後に
今回は、店舗改装にかかる費用の目安と店舗改装にあたって知っておきたい助成金についてご紹介いたしました。
ぜひ、参考にしてください。