「木製家具を塗装する方法を教えてほしい!」
「新しい場合と古い場合で塗装方法って異なるの?」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
木製家具をdiyで塗装するという方がいらっしゃると思います。
しかし、塗装は上から塗料を塗るだけではありません。
そのため、塗装方法を知らないと、失敗するかもしれません。
そこで今回は、木製家具をdiyする際の塗装方法を解説します。
□下地の処理・養生・下塗り
*新しい木製家具の場合
・下地調整
全体にサンドペーパーで軽く研磨し、研磨した際に出たカスはしっかり拭き取ります。
もし、木目が深い場合は、との粉で目止めをします。
との粉とは、石を細かく砕いた粉末で、目止めとは、木の導管にとの粉を押し込み、穴を埋めて、表面を滑らかにする工程です。
また、ひび割れや傷がある場合は、幅や深さを見て、適切な補修材で埋めます。
・養生
塗料がついてほしくないところを、マスキングテープなどで保護します。
・下塗り
着色仕上げの場合は、水性ステインやオイルステインなどで着色します。
次に、水性サンディングシーラーを塗り、乾燥後、サンドペーパーで研磨します。
ステイン塗料とは、木材専用の塗料で、サンディングシーラーとは、仕上げの塗料と木材の密着をよくするためのものです。
*古い木製家具の場合
・下地処理
新しい木製家具の場合と同様に、ひび割れや傷の補修をします。
その後、水性サンディングシーラーを塗り、乾燥後、サンドペーパーで研磨します。
・下塗り
新しい木製家具の場合と同様に、着色します。
次に、剥がれかかった塗料をスクレーパーや皮スキで剥がし、全体をサンドペーパーで研磨します。
養生は、あらかじめしておきましょう。
スクレーパーとは、物の外面を削る、へら状の道具のことです。
皮スキとは、塗装をする際に使う、塗るための道具のことです。
□塗り方
今回は、ハケで塗る場合を紹介します。
コーナーや細かい部分を小さいハケなどで丁寧に塗ります。
次に、広い面をコテバケで塗り、乾燥後、サンドペーパーで研磨し、2回目を塗ります。
終われば、マスキングテープを外しましょう。
□片づけ
ハケについている塗料を紙に塗り落とします。
次に、塗料にあったうすめ液で下洗いをします。
最後に、ハケを中性洗剤で洗い、終了です。
また、残った塗料はしっかりフタをして保存しましょう。
□まとめ
今回は、木製家具をdiyする際の塗装方法を解説しました。
この記事を参考に、木製家具を塗装してみてはいかがですか。
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