自然素材の家は、見た目がおしゃれで、あたたかい雰囲気を出してくれるので、多くの家庭から人気を集めています。
その自然素材住宅で使用される建材には、いくつか種類があるのをご存知ですか?
そこで今回は、注文住宅で自然素材を取り入れた住宅を建てる予定の方のために、住宅で使われる自然素材の種類をご紹介します。
□漆喰
漆喰の主成分は石灰岩です。
古い昔から世界中で使われてきました。
調湿性能が優れており結露を防止するので、建物の耐久性を保つことができます。
夏には湿気を吸い込み、冬には湿度を放出してくれるため、良い部屋の環境を作ってくれます。
また、防火性も優れており、燃えにくい建材として建築基準法で認められているのです。
□無垢材
自然の木の良さを引き出せる建材です。
木から切り出したそのままの状態を使用するので、自然な木材の美しさが残されています。
似たような木目は合っても全く同じ木目は1つとしてないので、その木ならではの美しさを見つけられる魅力的な素材です。
また、素材だけでなく、木目のデザインからも木のぬくもりを感じられ、ほっとする空間を創り出してくれるでしょう。
主にリビングのフローリングに用いられることが多いです。
□珪藻土
海底に蓄積した珪藻の化石を原料とした素材です。
調湿性が高く、消臭性も高いです。
部屋の温度を快適と感じる温度に保ちつつ、よく見ればとても小さな穴開いていて、それによって嫌な匂いを吸収してくれるです。
また、化学物質も吸収して分解する働きもあるので、シックハウス症候群の方にはぜひ取り入れてほしい素材です。
□炭化コルク
北アフリカの地中海沿岸にあるコルク樫から取り出される素材です。
断熱性に優れているので、外からの空気を家の中に侵入しにくくし、冬ではあたたかい空気を逃さない、夏では冷気を外に逃さず涼しく過ごせる部屋を実現してくれます。
冷暖房を使用する頻度も減り、省エネに繋がります。
また、防虫成分であるスベリンが含まれていることから、防虫効果が期待されます。
それだけでなく、音を吸収しやすい炭化コルクを使用しているので、防音材としても使用
されているのです。
□まとめ
今回は、注文住宅を建てるときによく使われる自然素材の種類や特徴についてお伝えしました。
どのような木材が使用されているか知っていただけたのではないでしょうか。
どの木材を使用するかによって、家の雰囲気はかなり変わります。
自分で好きな素材や住宅の間取りを決められるのは、注文住宅の最大のメリットですよね。
自然素材の注文住宅が気になった方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。