「注文住宅を購入したいけど、費用はどのくらいかかるだろう?」
「できる限り安くおさえたいな…」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか?
住宅を購入するときには、まず費用を考えるでしょう。
ご存知の通り、2019年10月には、消費税が8%から10%へ改正される予定です。
これによって、注文住宅の購入を検討している方には大きな打撃になるかもしれません。
そこで今回は、注文住宅の購入にかかる費用と、消費税増税後の価格について解説いたします。
□費用の内訳
*土地購入費用
注文住宅だけでなく土地も購入する場合は、必要な費用が大きく異なります。
地域によって地価は異なっているので、どこに住宅を建てるかが重要です。
この土地代は一般に首都圏で高く、地方では安い傾向があります。
土地も購入した場合の注文住宅の価格は、全国平均で4000万円ほどです。
*建築費用
建築工事には、本体工事と付帯工事の二種類があります。
本体工事とは、基礎や構造などの建物本体の工事です。
本体工事にかかる費用は、費用全体の約7割を占めます。
それに対して付帯工事とは、配管などの設備工事のことです。
付帯工事にかかる費用は、全体の20%ほどで、配管のほかに電気設備、地盤の調査・改良などが含まれています。
土地の購入がない、工事だけの価格でも、全国の平均で3300万円ほどの費用がかかります。
□その他の諸費用
このほかにかかる費用として、登記手続き費用、仲介手数料、引っ越し費用、仮住まい費用、家具費用などがあります。
こうした諸費用は、一般的には土地購入費用のおよそ10%を占めます。
以上が注文住宅にかかる費用の一覧です。
消費税が10%になった後だと、3000万円の費用が3600万円、4000万円の費用は4800万円と、かなり高額になってしまいます。
費用をおさえる方法として、たとえばキッチンやバス、トイレを近くに置くことで配管工事を削減するインフラ面での対策があります。
また、こだわりすぎるあまりに家の構造を複雑にしすぎると、コストがかかるだけでなく、かえって不便ということにもなりかねません。
費用を削減するためにも、間取りを決めるときには十分注意しましょう。
□まとめ
注文住宅の費用について解説しました。
家を建てる場所にもよりますが、消費税増税前と増税後では大きく値段が異なってしまうのがお分かりいただけたでしょう。
注文住宅をご検討の方は、増税前に購入することをおすすめします。
費用に関して分からないことがあれば、まずは業者に見積もりをしてもらいましょう。
複数の業者を比較すると、より安く住宅を購入できるかもしれません。
当社はお見積もりも承っています。
ご相談お待ちしております!