「坪単価ってなに?」
「坪単価について知って正確に予算の見積もりをしたい」
注文住宅について調べると、坪単価という言葉を見かけると思いますが、よくわからないですよね。
しかし、正しい知識がないと数字に騙されてしまうかもしれません。
今回はそうならないためにも坪単価について解説します。
□坪単価とは
まず坪単価とは1坪当たりの建築費のことであり、建築費を延床面積で割って求められます。
1坪とは3.3平方メートルのことで、延床面積とは各階の床面積の合計です。
つまり外壁などの費用は含んでいません。
□坪単価に影響を与えるもの
坪単価は上述した計算式の通り、建築費と延床面積に影響されます。
1つずつ解説していきます。
*建築費
建築費とは建物自体を建てる費用のことです。
建物周りの玄関、車庫などは含めません。
外観デザインが複雑であったり、住宅設備のグレードが高かったりすれば、建築費が高くなり、坪単価も高くなります。
住宅設備とはトイレ、お風呂、キッチンなどのことです。
*延床面積
延床面積を小さくしても坪単価が安くなるとは限りません。
建築費の2、3割を占める住宅設備の数は変わらず、人件費、運搬費、材料費もそこまで安くならないからです。
そのため延床面積が小さいほど坪単価が高くなることもあります。
□注意点
メーカーによって延床面積に含まれない吹き抜け、なども含めた施工面積で坪単価を求めることがあります。
そのため、坪単価はメーカーの比較判断材料としては適切ではありません。
また、坪単価から建物の価格を正確に算出することはできないため注意が必要です。
数字に騙されないために、どのように算出しているか確認することが重要です。
□グレードが高いまま安く買う方法
グレードが同じでも坪単価が安いメーカー、高いメーカーがあります。
なぜなら安いメーカーは設備、内装材、外装材の種類を限定し、大量に仕入れることでコストを安くしているからです。
こういった点にも注意すると、より自分に合ったプランを選ぶことができます。
□まとめ
以上、坪単価の計算方法とその内容を解説しました。
少しでも理解が深まれば幸いです。
ぜひ今回得た知識を、メーカーを選ぶ際に活用してみてください。
当社は自然素材を使用し、健康、ライフスタイルを考慮した家造りをコンセプトとし、注文住宅、リフォームなどをご提案しています。
福島で注文住宅を検討されている方はお気軽にご連絡ください。