自然素材の注文住宅は人気が高いですよね。
日本は昔から木造住宅が主流で、自然素材に囲まれて暮らしてきました。
自然素材は健康にも良い影響があります。
皆さんも森林を歩いているときに、なんとなく清々しい気持ちになったという経験があるのではないでしょうか。
しかし、自然素材とはいっても実際どんな素材が使用されているかあまり知らない方も多いと思います。
そこで今回は注文住宅に使用される自然素材の種類を解説します。
□無垢材
無垢材とは天然木のことで、有害な化学物質を含みません。
そのため、人体にも優しい建築素材として人気です。
アレルギー体質の方や、お年寄り、お子さんにも安心して暮らしていただけます。
また、健康に良いだけでなく、環境にも良いです。
断熱性に優れているため省エネに繋がります。
省エネに繋がるということは、環境だけでなく経済的にも優しいです。
まさに一石三鳥ですね。
*オーク
オークは代表的な樹木と言われています。
耐久性に優れており、フローリングに使われることが多いです。
特徴は木目が美しく、色合いが明るいことです。
*スギ
日本の住宅では頻繁に使われる素材です。
スギの特徴は、柔らかく、肌触りもよく、温かみがあることです。
ただ、独特の香りがあるので、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
スギのフローリングは和の空間と非常にマッチします。
□漆喰
漆喰とは消石灰(水酸化カルシウム)を主成分として、砂、などの繊維質を加え、水で練り上げた塗り壁の素材になるものです。
耐久性、吸放湿性を持っており、施行後は空気中の二酸化炭素と化学反応を起こし石灰石の成分に戻り硬化していきます。
ホルムアルデヒドの吸着分解の機能があるものとしても注目されています。
□珪藻土
藻類の一種である珪藻の死骸が化石になった岩石が珪藻土です。
高い吸湿性と保温性が特徴です。
最近はバスマットなどにも使用され人気が高まっています。
□セルローズファイバー
天然の木質繊維を使って作られる断熱材です。
天然繊維であるセルローズファイバーは、無機繊維より優れているところがたくさんあります。
繊維の絡み合いが空気の層を作り、熱や音を伝えにくくします。
また、木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。
自然の恵みが快適な暮らしをもたらしてくれます。
□まとめ
今回は注文住宅に使用される自然素材の種類について紹介しました。
今まで知らなかった自然素材についても知ることができたのではないでしょうか。
自然素材での注文住宅をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。