「注文住宅を建てたいが、将来子どもに残しておけるような長寿命のものがいい」
「長持ちする家を建てるには自然素材を利用したら良いと聞いたが、本当だろうか」
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
家の購入は人生で最も大きな買い物の1つです。
そんなものを自分の子どもたちに残せたら素敵ですよね。
注文住宅を長持ちさせるためには、素材などを工夫する必要があります。
そこで今回は、長寿命の注文住宅の工夫や、自然素材についてご紹介します。
□注文住宅を長持ちさせるには?
*長期優良住宅
家の寿命を延ばすことは国も力を入れています。
そのための制度が長期優良住宅です。
耐震性、省エネ、メンテナンスの容易さのようなポイントを重視して、これらの条件を満たしている住宅を金銭面で優遇する制度です。
具体的には、所得税の住宅ローン控除、固定資産税など税金に関するもの、金利を優遇する仕組みなどがあります。
注意が必要なのは、注文住宅の設計の相談前から長期優良物件にしたい、ということを伝えておかなければいけないことです。
手続きや申請が必要なので、途中で「長期優良物件に今から変更できますか」とお願いしてもできないケースが多いです。
*メンテナンス
住宅は、年数が経つにつれて直射日光、雨、風のダメージで劣化が進んでいきます。
そのため、長持ちさせるには定期的なメンテナンスが必要になります。
日本では、住宅は20年から30年ほど経つと、家の価値はなくなると言われています。
しかし、このメンテナンスの記録をきちんと残していると、もし売却するときになっても買い手が見つかりやすいです。
*自然素材の家
「自然のものだと逆に弱そうな印象がある」
このようなお考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、実は自然素材に使用されている材料は、耐久性も厳選した高品質なものなので住宅を長持ちさせるにはぴったりなのです。
また、自然素材には湿度の調整機能があります。
空気中の湿度が高いときには吸収して、低いときには水分を放出して部屋の湿度を一定に保っています。
この特徴によって、カビの発生を抑えることができ、住宅の長持ちにつながります。
さらに、自然素材は使用するにつれて、味わいが出て、質感を楽しめるようになってきます。
□まとめ
今回は、注文住宅を長持ちさせるためにできる工夫と、自然素材の家についてご紹介しました。
自然素材にはシックハウス症候群や、アレルギーの対策にもなる側面を持っています。
自然素材を使用することで、家だけではなく、暮らしている人にも良い影響があるのです。
ぜひ、家族と相談して検討してみてください。