「新しく住宅の購入を考えている!一生ものの買い物だし、できるだけ長く使いたいな…」
「自然素材が良いって最近聞くけど、耐久性はどうなの?」
そのような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
住宅の購入は、その後の家族の生活を支えていく一生ものの買い物です。
長く使える、耐久性の高いものを選びたいですよね。
また、耐久性だけではなく、健康面や見栄えを考えたときに「自然素材」という選択肢が出てきた方もいらっしゃるかと思います。
今回の記事では、そういった方々に対して、自然素材の住宅における耐久性と、そこから生まれるメリットついてお話させていただきます。
□自然素材の耐久性
率直に疑問にお答えすると、自然素材の耐久性は高いです。
例を挙げてご紹介しますと、一般の住宅の壁や天井に使われる素材はビニールクロスで、それらの耐久性は3~5年と言われています。
したがって、3~5年が経てば、壁のメンテナンスをし直さなければなりません。
しかし、自然素材の壁であれば、20~30年はメンテナンスが不要といわれています。
壁のメンテナンスには1回100万円近くかかるので、経済面からみても非常にお得です。
また、耐久年数の長さによるメリットは、経済面だけではありません。
見栄えにおいても、そのメリットを発揮します。
例えば床です。
一般の住宅の床に使用されている合板フローリングと比べ、自然素材の住宅に使用されている無垢フローリングは、素材の変化による味わいを楽しむことができます。
自然素材は年を重ねるごとに、経年変化による味わいを感じることができ、使えば使うほど愛着がわいてきます。
一般的な住宅なら、使い込むことにより脆くなったり崩れたりする部分も、自然素材を用いた住宅なら深い色つやとなります。
加えて、自然素材の耐久性は、年を経るごとに強くなるという特徴もあります。
例えば、漆喰の壁は、100年かけて石灰石の強度に戻るといわれています。
もちろん、手入れは必要です。
20~30年に一度はメンテナンスを行うことになります。
しかし、メンテナンスさえしっかり行っておけば、100年もたせることも可能です。
以上、自然素材の耐久性と、そこから生まれるメリットについてご紹介いたしました。
自然素材はその耐久性はもちろんのこと、耐久性の長さから日々の生活により染みついた、味わいを感じることができます。
住宅は一度買うと、長ければ一生をそこで過ごすかもしれません。
一緒に年を取っていくことのできる、自然素材を選んでみてはいかがでしょうか。