住宅の間取りやデザインを考えた経験がある方は少ないでしょう。
そのため、間取りやデザインについて悩んでしまうかもしれません。
しかし、せっかく注文住宅を購入するなら、内装や外装をこだわりたいですよね。
そこで今回は、内装や外装のアイデアと失敗例ややってよかったことを紹介します。
□アイデアを取り入れてこだわりの住宅を建てよう
こだわりの住宅を建てたくても、アイデアが思い浮かばない方がいらっしゃるでしょう。
以下では、内装と外装のアイデアをいくつか紹介します。
*内装のアイデアとは
1つ目は、間接照明です。
「直接照明では少し眩(まぶ)しい。」という方はいらっしゃいませんか。
照明器具で直接部屋を照らさずに、壁や床などの反射光で部屋を照らす方法です。
そのため、眩しすぎず、落ち着いた雰囲気にできます。
また、部屋を大きく見せる効果もあるため、少しでも部屋を大きく見せたい方にもおすすめです。
しかし、家具の配置によって、間接照明のメリットが半減する可能性があるため、家具の配置には注意しましょう。
2つ目は、ウォークインクローゼットです。
ウォークインクローゼットとは、人が入れて歩くスペースがあるクローゼットです。
衣類だけではなく、アクセサリー類までまとめて収納できます。
しかし、大きなスペースが必要になるため、どこに設置するか迷うかもしれません。
3つ目は、無垢フローリングです。
「そもそも無垢フローリングってなに?」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
無垢フローリングとは、丸太から切り出し、自然な状態で板状にしたものです。
そのため、一般的な工業製品より、少し高価で扱いにくいです。
しかし、一般的な工業製品と比べて、さまざまなメリットがあるため、無垢フローリングにする価値はあるでしょう。
*外装のアイデアとは
1つ目は、外壁をこだわることです。
住宅の印象は、外壁の色に大きく左右されます。
例えば、グレーや黒などのダーク系の外壁にすると、高級感を出せます。
しかし、地域によっては条例で外壁の色に規定があるため、注意しましょう。
また、外壁は素材にこだわることも大切です。
外壁の素材には、さまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
例えば、タイルの場合は高級感や重厚感を出せるというメリットがありますが、初期費用が高いというデメリットもあります。
もし外壁の色や素材に迷う場合は、設計者や担当者に相談してみましょう。
2つ目は、ウッドデッキです。
「ウッドデッキでバーベキューしたい!」という方はいらっしゃいませんか。
開放的な気分を味わえたり、パーティーやバーベキューなどができたりするウッドデッキを設置したい方も多いでしょう。
しかし、ウッドデッキは木製のため、注意すべきことがあります。
そのため、ウッドデッキを設置したい方は依頼する業者に、1度相談してみましょう。
3つ目は、電子キーにすることです。
電子キーは、スマートキーやスマートロックと呼ばれており、CMや広告などで見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
電子キーにすることで鍵を回してドアを開ける手間が省けるため、両手がふさがっていても大丈夫です。
□注文住宅でよくある失敗例とやってよかったこととは
*よくある失敗例とは
1つ目は、部屋の用途を決めすぎることです。
間取りを決めるときに、部屋の用途を限定しすぎることはおすすめできません。
例えば、この部屋は書斎、子ども用の部屋などです。
おすすめできない理由は、その用途で使わなくなったときに困る可能性があるからです。
そのため、間取りを決めるときは、部屋を大きく取り、使い方でカバーするという考えだと柔軟に対応できるでしょう。
2つ目は、将来の変化を予測しないことです。
間取りを決めるときに、現在のことだけを考えて決めると後悔するかもしれません。
「子どもが成長したらと不便になった。」というような声もあります。
そのため、住宅を建てるときだけではなく、5~10後のことも考えて、間取りを決めるようにしましょう。
*やってよかったこととは
1つ目は、リビングを広くすることです。
子どもがいらっしゃる家庭では、20畳以上のリビングにすることをおすすめします。
「20畳ってどのくらい?」と考える方が多いでしょう。
そこで実際にモデルハウスに行き、スタッフさんに何畳か聞きましょう。
そうすると、自分たちに合う広さをある程度理解できると思います。
しかし、モデルハウスは一般的な住宅より2~3倍大きく作られていることも多いため、注意しましょう。
心配な方は、建売住宅やオープンハウスに行く方がいいかもしれません。
2つ目は、パンドリーを設置することです。
パンドリーとは、キッチンの一部分、または隣接している収納スペースです。
食料品や使用頻度が低い家電などを置いておける便利なスペースです。
パンドリーを設置するときは、キッチンの広さや形と相談して、動きやすい間取りにしましょう。
また、パンドリーにはさまざまな形があるため、自分に合う形を選びましょう。
□まとめ
今回は、内装や外装のアイデアと失敗例ややってよかったことを紹介しました。
上記の通り、自由にできるからこそ失敗することもあります。
ぜひこの記事を参考に、デザインや間取りを決めてみてはいかがでしょうか。