「室内用と野外用の薪ストーブはあるのか知りたい。」
「室内用の薪ストーブが室内に適している理由を知りたい。」
このような考えの方は多いのではないでしょうか?
この記事では室内用ストーブとアウトドア用ストーブの違いや特徴について説明します。
□アウトドア用の薪ストーブとの違い
アウトドア用の薪ストーブは運びやすいようにコンパクトなサイズで、ストーブ内部空気量を調節できます。
また、調理もしやすいのが特徴です。
一方で、室内用の薪ストーブは部屋全体を温められる高い保温性や見た目のインパクトなどが特徴です。
インテリアとしてもかなり実用性が高いのが室内用ならではの特徴でしょう。
□薪ストーブの種類
*材質の違い
薪ストーブの材質は大きく分けて鋳鉄製と銅板性に分けられます。
鋳鉄製は制作の過程で小さな気泡ができます。
この気泡が熱を蓄積させ、少しずつ放熱する特性を生むため、輻射熱の効果が高まります。
それに対して銅板は成形が鋳造より容易なため、厚みがあまりありません。
それが原因で鋳造よりも熱しやすく、冷めやすい特徴があります。
*見た目の違い
開放型の薪ストーブは火を間近に見られるため、より熱を直に感じやすいのに加え、開口部から直接空気を取り入れて燃焼する構造です。
唯一のデメリットは暖房の効率があまり良くない点です。
それに対する密閉型は必要な分だけの空気を開講口から取り込むため、より内部の空気の量がコントロールしやすいです。
また、空気の量をコントロールでしやすいように気密性が高い構造になっているので、常に暖気を放出しやすいでしょう。
気密性が高いとより少量の薪で熱が生まれるので暖房費の削減にも繋がります。
*熱の伝わり方の違い
輻射式ストーブはストーブ内で発生した熱がストーブ自体を暖め、そこから生まれる熱で
部屋全体を温める構造です。
石油ストーブやエアコンの場合その周辺のみ暖かくなりますが、輻射熱のおかげで部屋全体に暖気が広がります。
部屋だけでなく体の芯から暖まるので、部屋のどこにいても常に快適に過ごせること間違いありません。
一方で対流式はストーブ本体とはまた別に空気層を作るスペースが設けられています。
このスペースをストーブが生み出した空気が通ることで、暖気が外へと放出される構造です。
□まとめ
室内用ストーブとアウトドア用ストーブの違いや特徴について説明しました。
お客様のニーズに合った薪ストーブのご提案を心がけています。
何かご不明な点等ございましたら気軽に当社にご相談ください。