「今住んでいる家の間取りが薪ストーブを置くのに適しているか知りたい。」
「家を建てる際に薪ストーブを置ける間取りにしたい。」
このような考えを持つ方は多いのではないでしょうか?
この記事では薪ストーブを家に設置する際の注意点や置きやすい間取りについて説明します。
□薪ストーブを設置する際の注意点
*広いスペースを要する
薪ストーブそのものが小さくても、その下に敷くタイルやレンガを含めるとかなりスペースを取ります。
また、吹き抜けを作る場合は縦方向にもゆとりがある間取りが求められます。
仮に薪ストーブを設置しないことになっても、その空いたスペースを無駄にすることはないでしょう。
よって、家を新しく建てる際は余裕のあるスペースを確保しておいてください。
*直射日光が当たらない場所に置く
薪ストーブを自体が熱を帯びるので直射日光が当たると、部屋全体に均一に熱が伝わりにくくなります。
なるべく、冷気が集まりやすい場所や日陰の場所に設置した方が部屋全体は暖かくなります。
□薪ストーブを置きやすい間取り
*リビングに置く場合
現代でのリビングの使用方法は家族が団らんするだけでなく、来客をもてなしたり、シアタールームとしても使われたりするでしょう。
それに伴ってオーディオ機器やあらゆる物がリビングにあるでしょうが、できる限り薪ストーブの周りには物を置かないでください。
特に薪ストーブの周りは熱が伝わりやすいので注意が必要です。
また、薪小屋や薪を保存している場所から近い場所に置くことを心がけてください。
調理を薪ストーブで頻繁にする場合はダイニングテーブルと離れすぎていないかも確認してください。
*家が吹き抜けである場合
家が吹き抜けであれば、より家全体に暖気が循環するように考えられる方が多いですがそうとは限りません。
吹き抜けの場所に薪ストーブを設置すると、暖気が上へと昇っていき、天井にぶつかるとその周辺にとどまってしまいます。
そのため、なるべく吹き抜けではない場所に設置しましょう。
そうすることで、暖気は1階から徐々に2階へと昇っていき、また2階の空気が下に降りてきた空気が温められるという風なサイクルが生まれます。
□まとめ
今回は薪ストーブを家に設置するのに適している間取りについて説明しました。
当社はそれぞれの間取りに合わせて、薪ストーブを置く最適の場所についてお客様とじっくり話し合うことを心がけています。
何かご不明な点等ございましたら気軽に当社にご相談ください。