煙突のある家、外国映画のようで憧れますよね!
薪ストーブは、自然素材にこだわった住宅の中では主役ともなり得ます。
今回は、薪ストーブの魅力についてご紹介します。
□薪ストーブとは?暖炉との違いについて
暖炉との違いは、ガラス扉の有無です。
暖炉には扉がなく、火から直接暖を取ります。
薪や火の匂い、パチパチと燃える音をリアルに感じることができます。
一方で薪ストーブは、扉があり煙や音を抑えられます。
火でストーブを温めるので、ストーブ全体から熱が放出され暖炉よりも暖かくなるのです。
暖炉よりも暖房効率が高く、排気も綺麗な薪ストーブがヨーロッパでは主流となっています。
□薪ストーブの様々な魅力
ここからは、「日本はエアコンや電気ストーブが一般的だから、薪ストーブについてよく知らない」と思われた方向けて、薪ストーブの魅力をより詳しく紹介します。
*驚きの性能
一般の住宅は、厳しい冬の寒さをしのぐために部屋ごとにエアコンやストーブなど暖房機器を設置します。
しかし、薪ストーブなら1台で住宅全体を暖められます。
なぜなら薪ストーブは、暖房機器のように空気を暖めるだけでなく、遠赤外線の輻射熱の効果で人間及び床や壁の家全体を直接暖められるからです。
太陽もこの輻射熱を放出しています。
つまり、薪ストーブを使うと家の中にいながら太陽光のようなポカポカした自然の暖かさを毎日味わうことが可能です。
*火を囲む生活
鉄の箱の中で薪を燃焼させる薪ストーブは、直接火を眺められます。
燃焼中のゆらゆらと揺れる火には、癒しややすらぎ効果があります。
キャンプファイヤーやバーベキューで、炎を眺めていると何だか安心しますよね。
体だけではなく心も暖める薪ストーブは、家族団らんに最適な空間を作り出してくれます。
*災害に強い
薪ストーブは電力を使用しません。
光熱費が削減できることはもちろんですが、何といっても災害対策になり得るメリットは大きいです。
地震などの自然災害があると、停電や計画停電が長期間続く可能性があります。
災害はいつ起こるかわかりませんので薪ストーブがあると、保温や加熱調理が出来るため、もしものときにも安心です。
近年、メーカーの努力により薪ストーブの暖房効率が上がり、注目されています。
人にも地球にもやさしい薪ストーブは冬の厳しい寒さのパートーナーとなり、家全体をポカポカとぬくもりある空間にしてくれます。
自然素材を使った住宅やリフォームをお考えの方は、薪ストーブの導入をご検討してみてはいかがでしょうか。