家を建てる時、親が持っている土地を譲ってもらって建てると土地代が浮くのでとても有り難いですよね!
土地代にかかるお金を家にかけられて、いいお家を建てられるかもしれません
ですが気をつけて!
親が所有している土地をタダで譲り受けてしまうと、後々になってトラブルになるかもしれません!
このブログではこうした時に発生する問題と、その対処方法をお伝えしたいと思います!
◯親子での譲渡でも、通常は「贈与税」がかかります!
親が自分の持つ不動産を子供にタダであげるは、「昔使ってたお皿をあげる」などの行為とは大きく異なります。
何が違うかというと、土地の所有者が国に「登記」されているので、所有者を常に明確にしていないといけないのです。
つまり、子供へ贈与する場合でも国へ「譲り渡しましたよ」という登録が必要になります。
ですから、日用品などと同じ感覚で気軽に親から土地をもらうことはできず、実に色々な手続きが必要となるのです。
確かに面倒な…と思ったのもつかの間、それだけでなく税金もかかってきます!
一番厄介なのが「贈与税」という税金です。
贈与税は、贈与した財産に応じた税率が課せられますので、不動産として価値の高い土地を贈与された場合はそれだけ多くの税金がかかってきます。
◯では親から土地はもらえないの?
なんだか親から土地をもらうのは難しそう…せっかく親が土地を持っているのにそこに家を建てるのは諦めた方が良いのかしら…??
そんなことを思ったアナタ!
大丈夫です!ちゃんと譲り受ける時に利用できる制度があるのです。
それが「相続時精算課税」
原則として60歳以上の父母又は祖父母から子供や孫へ財産を相続する時に使える制度です。
この制度を使うと贈与した不動産評価額から2500万円まで控除され、残った価格に応じて贈与税が課されます。
2500万円以内の評価額の土地であれば贈与税はかかりません。
しかし、不動産を取得した時に発生する「不動産取得税」などは課されてきますので、詳しい内容はお気軽にご相談くださいね!
◯まとめ
親から不動産を贈与してもらうのは、しっかりとした知識がないまま行うのは危険!ということがお分かり頂けたでしょうか?
税金や制度のことは、専門家でもなければ難しくてわからないのが当然!
少しでも「これ大丈夫かな?」と疑問に思ったらぜひお気軽に相談してください。
色々な制度を活用して、アナタに最適な方法を一緒に探しましょう!
ここまでお読み頂き、ありがとうございました!